PC1台で自宅サーバ ~その3~
その2の続き。まず、統合後ネットワーク構成の詳細から。
ホストOSとゲストOS(角なしの白四角)
ホストOS:ProxmoxVE
KVMをWEB操作できて、GPUパススルーもこなせて、ZFSも標準装備。
マシンの負荷状況がグラフで一目でわかるので、とても便利。
そして無料。とても便利なのにあまり流行っていないのが残念に思う。
ちなみにandroidアプリもあるから、PC画面を見なくても使える。
■サービス(折目付き四角)
9TBをRAIDZで冗長化して、sambaで各マシンに共有してる。
SSHログインは、USBパススルーとか直接configを書き込む時に使う。
WEBは前述通り。
ゲストOS:SOPHOS UTM Home Edition
ホームユーザ用の統合脅威管理ソフト(UTM;Unified Threat Management)
これもWEBですべてを操作できて、トラフィック量や、トラフィックのサービス名、FWログとかグラフ化されるんで、一目でわかる。とても便利。もうBuffaloルータに戻れないけど、設定がちょっと難しかったかなー
ハードで構築したらNICの数が増やしづらいけど、仮想ならやたら増やして自己満できるところも良いところ?
■サービス(折目付き四角)
PPPoEでISPと接続し、FWと、各エリア(external,public,internal,private)のルーティングをする。
WEBは前述通り。SSHログインは滅多にすることがないので停止した。
ゲストOS:CentOS7
昔からRHL系を使ってるのでCentOS使ってる。7になって画面遷移が重くなった気がする。基本、外部からの接続を許可するサーバ。
■サービス(折目付き四角)
subsonicは動画・音楽ストリーミングサーバソフト。CIFSでproxmoxVEのsambaをマウントして使う。
owncloudはスマホにもwin機でも使えるから便利。これもCIFSでマウントする。
SSHログインはSCPファイル転送用。もちろんCIFSマウント。
ゲストOS:Windows8.1
Win7ではUSB3.0パススルーができなかったので購入。買ってから気づいたけど、無印だとリモートデスクトップができないんだね。悲しい。
GPUパススルーのHDMI出力でTVに接続。キーボードとマウスもパススルーすると、普通のPCみたいに使えるから便利。初めは感動した。
今のところGPU、Logicoolレシーバー、BDドライブ、PT2をパススルー中。
新規装置をパススルーする際は、装置固有のアドレスをconfigに記載する必要があるから、そこはめんどくさいけど、それ以外は満足してる。
ゲストOS:Windows7
とりあえず入っているだけ。
我流で設計して名前つけてネットワーク図を作ったので、間違い等ご指摘があるとうれしいです。
次回は各OS毎の設定内容を書こうと思います。